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熊本地震に寄せて

IPPF事務局長からのメッセージ

熊本地震の影響を受けた皆様

IPPFは、このたびの地震により、ご家族や大切な方を亡くされた方々、負傷された方々、住まいや職場を失われた方々、また酷暑の中で不自由な避難生活を余儀なくされている方々、さらには妊娠・出産やその他の保健医療サービスの継続的な利用が困難になった方々をはじめ、影響を受けられたすべての皆様に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

10年前の地震による傷跡が今なお残る中、度重なる台風や豪雨、洪水や土砂災害、そして年々厳しさを増す酷暑など、地域の皆様は幾重もの困難に向き合ってこられました。そのような中で再び大きな地震に見舞われたことへの驚きや不安、喪失感、そして「なぜまた」というお気持ちは、計り知れるものではありません。今は将来への見通しが持てず、気力を振り絞って一日一日を過ごしておられる方も多いことと存じます。どうか皆様が決してひとりではないことをお伝えしたく、ここに深い連帯の思いと心からの励ましのメッセージをお送りします。一日も早く、安心と希望を取り戻せる日々が訪れることを願っております。


熊本地震の緊急・復旧支援に携わる皆様

熊本の被災者の皆様は、突然の日常の喪失や将来への不安、そして大切な家族や地域を守ろうとする大きな責任の中で日々を過ごしておられることでしょう。そのような状況では、声に出しづらい困りごとや、一見すると緊急性が低いように見える心身の悩みが後回しにされがちです。しかし、一人ひとりの尊厳と健康を守ることは、地域の復興の基盤そのものです。どうか避難所や地域コミュニティにおいて、女性、少女、高齢者、障がいのある方々、外国にルーツを持つ方々、セクシュアル・マイノリティ(LGBTQI)など、多様な背景をもつ人々の声に耳を傾け、それぞれが安心して必要な支援を受けられる環境づくりにお力添えをいただければ幸いです。

皆様の献身的なご尽力に深く敬意を表するとともに、被災されたすべての方々の尊厳、安全、そして健康が守られる復興支援の実現に向けてIPPFとしても東京連絡事務所であるジョイセフとともに取り組んでまいりたいと考えております。

 

国際家族計画連盟(IPPF)事務局長 

マリア・アントニエタ・アルカルデ

when

country

日本

Subject

災害・危機的状況

Related Member Association

Japanese Organization for International Cooperation in Family Planning