この度、国際家族計画連盟(IPPF)の新事務局長としてマリア・アントニエタ・アルカルデ氏が就任しました。アルカルデ氏は新事務局長としてこれまでと同様、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ/ジャスティス(性と生殖に関する健康/権利/社会正義:SRHRJ)の推進に努めます。
世界情勢が極めて重要な局面で、アルカルデ事務局長は果敢に理念主導型のリーダーシップを発揮し、SRHRJのアドボカシー、国連での交渉、社会運動の構築などの30年以上にわたる豊富な経験を元に、グローバルな視点でIPPFを率い、組織の信頼性を高めることでしょう。アルカルデ事務局長はメキシコ出身のフェミニストでもあり、とりわけコミュニティの女性や若者の声を重視し、包摂的かつ人びとのニーズに応える保健医療システムの構築を目指します。そのリーダーシップの下、IPPFは引き続きさまざまな場面で臆することなく声を上げ、グローバルな連帯を呼びかけ、すべての人びとのSRHRJが保障される未来の実現に向けた活動に邁進します。
「IPPF加盟協会や必須SRHサービスを日々提供している第一線のサービス提供者としっかり連帯して、活動を強化していきたいと考えています。引き続き、協働して不正義に対峙する大胆なコミュニティ主導型の連合体を築き、抑圧や不平等を維持する権力構造を変えていきます。
さらに、今後も集団的リーダーシップ体制と調和のとれたアドボカシー活動を通じてSRHRJを擁護、推進できると信じています。今こそ、IPPFの使命を再確認する時であり、それは理念や連帯、そして誰もが自らの人生について自己決定する自由があるという揺るぎない信念に根差した、世界的な社会運動だと言えます」
アルカルデ事務局長は、SRHRJと人権の歴史の重要な局面において、IPPFの使命を遂行するために必要なビジョンとリーダーシップ、そして決断力を兼ね備えています。今こそ、2025年のIPPF総会で満場一致で採択された、活動理念憲章を再確認する機会です。それは、定められた7つの活動理念―尊厳、平等、正義、プレジャー(喜び)、コミュニティ、誠実さ、レジリエンス(回復力)―が、抽象的な理想論ではなく、IPPFが世界のすべての場所ですべての人びとのセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利: SRHR)を推進し、擁護するという公約だということです。これは、新事務局長の下でも変わることはなく、IPPFはその使命を再確認し、IPPFの強みである医療従事者、教育者、アクティビスト、社会運動を構築する人びとやボランティアとともに、揺るぎない姿勢で邁進し続けます。
アルカルデ新事務局長を迎えるとともに、これまで組織を今日のIPPFに抜本的に変革したアルバロ・ベルメホ前事務局長の功績に感謝の意を表します。IPPFが誇り高く、革新的に、そして力強くSRHRJのために闘いつづけられるのは、前事務局長の尽力によるものです。IPPFは、今後も活力に満ちた多様な集団が一丸となって揺るぎなくSRHRJへの貢献を続けていきます。
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